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免震・制震・耐震違いは?

2017年09月15日 スタッフブログ

こんにちわ♪

地震大国日本に住んでいると、地面が揺れることに慣れっこになってしまっていますが

外国人からしたらありえない現象みたいですね。

地面が揺れるって何事!?天変地異か!?という感じです。

日本人からすると竜巻とは何事か?!というのと同じ感覚だと思います。

さて、地震大国なので、建物を建てる時に一番重要視されることが地震に対する抵抗力かな~とは思いますが

免震、耐震、制震とありますが、違いってわかりますか?

私はもちろん知ってますよ!(←不動産屋なら当たり前かもしれませんね)

違いはですね~・・・

『免震』とは、建物に揺れを伝わらせない装置を付けて揺れにくくすること。つまり、建物が揺れないように、地面と建物の間にダンパーを設置して、揺れないようにすることです。

『耐震』とは、揺れても、壊れない建物のことです。地震に耐える建物のことですね。

『制震』とは、揺れを抑制する装置を付けて、振動を吸収し、揺れを抑える建物です。

これだとちょっとまだ違いがわからないと思うので、簡単に説明すると、この3つの中で振動が小さい順に並べると

免震<制震<耐震になります。

つまり、免震が一番揺れないということで、耐震は、揺れますが建物倒壊はしないということです。

耐震にしても免震にしても揺れない建物でしょ?と思っていた方は多いのかと思います。

あまり揺れないのは免震ですよ!!

建築中のスカイツリーが3.11の大地震で未完成状態でも倒壊しなかったのは制震装置のお陰だそうです。

ちなみに、スカイツリーは鉄骨造です!

「高層階の建物は鉄筋コンクリート造」と思い込んでいる人、少なくないですが、鉄骨造でも十分高層階まで建てられますからね!

免震、制震、耐震の違い、少しだけ解りましたでしょうか?